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高田馬場駅の住環境について
高田馬場には多くの大学や専門学校、予備校が集まっており全国でも最大級の学生街を形成しています。JR東日本の山手線、西武新宿線、東京メトロ東西線が高田馬場駅に乗り入れています。新宿や池袋、大手町といった都心への交通アクセスもよい場所です。多数の飲食店が存在し、多くが学生街ということもあって非常に低価格になっています。近年では駅周辺から西早稲田方面にかけてラーメン激戦区と言われています。また在日ミャンマー人が多く居住していることで知られており日本最大のミャンマー人コミュニティが形成されています。学生の間では馬場と言われています。
地名の由来は1936年に徳川三代将軍家光により旗本たちの馬術の訓練や流鏑馬のために馬場が造営され、この一帯が徳川家康の六男で越後高田藩主だった松平忠輝の生母である高田殿が景色がよい遠望を楽しむために庭園を開いたところであったことから高田の名をとってつけられたものです。他にもこの一帯が高台であったことから俗称として高田とも呼ばれていたためその名を冠したとの説やその二つの由来が重なったためとの説もあります。付近には豊島区の高田や中野区の上高田といった地名もあります。一説には江戸時代に高田村の飛び地があったためとも言われています。
駅の前には有名な建築家が設計し1974年5月5日にオープンした箱型の商業ビルが有ります。中にはボーリング場やスイミングプール、テニスなどのスポーツ施設が充実しておりレストランやカラオケ、書店なども入っています。ビルの壁面に走る人が大きく描かれておりよく目立つため集合の目印となっており、大学生のコンパの待ち合わせ等で多くの人で賑わっています。老朽化のため2007年に改修されました。また駅の西北側にはさかえ通りがあり風俗店や飲食店が入居する雑居ビルが多く、かなり雑多な雰囲気が漂っています。ここも多くの大学生がいます。
JR高田馬場駅は島式ホーム1面2線の高架駅です。改札口が北寄りと南寄りにあり、ホーム中央には私鉄との乗り換え専用口があります。山手線の線路の隣には埼京線や湘南新宿ラインの線路が並行していますが、ホームは設置されていません。地元からは駅の設置要請があるもののホーム設置に必要な用地の確保がまず不可能なことから実現する可能性はほぼありません。ホームが狭いためラッシュ時等非常に危険な状態のため駅改良工事と同時にホームドアの設置工事が現在行われています。また駅の発車メロディには有名漫画家のアニメのテーマソングが使われています。