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馬込駅の住環境について
馬込は大田区の中心近くにある地域で、都営浅草線の馬込駅、西馬込駅が最寄り駅になるます。その他にも京浜東北線の大森駅、横須賀線の西大井駅、東急池上線の長原駅、洗足池駅、東急大井町線荏原町駅などからの徒歩圏内にある場所もあり、交通の便という意味では、一口に馬込といっても様々です。又、バスが頻繁に通っており、それを利用してJR京浜東北線の大森駅や蒲田駅に出ることも、多くの場所では可能です。
馬込といっても、南馬込、北馬込、中馬込、東馬込、西馬込、と分かれており、狭い地域ではありません。環状7号線や国道1号線の二本の幹線道路が馬込を通っており、都営浅草線の馬込駅のところで交差しています。その沿線はビルが多いですが、大きな道から入れば、ほぼ全域が住宅地です。このあたりは、山手の台地の最東端にあたり、丘と谷が複雑に入り組んだ地形で、古くから「馬込九十九谷」と呼ばれる複雑な地形になっています。急坂が多いので、自転車での生活には不便を感じるかもしれません。大森に近い南馬込のあたりには、関東大震災後に文士や芸術家が数多く住んで、所謂「馬込文士村」のコミュニティーがありましたが、JR京浜東北線や東急線沿線から遠い馬込の宅地化は、大田区内では比較的遅い部類に入ります。
その中心と言って良いのが都営浅草線の馬込駅周辺に当たります。都営浅草線は泉岳寺駅で2つに分かれます。片方は品川駅で京浜急行に接続し、もう一方は五反田駅を通って国道1号線に沿って南下し西馬込駅が終点になります。馬込を通る路線は盲腸電車と言って良い路線で本数も少なめですが、その分朝のラッシュ時には混み方が比較的少ないというメリットがあります。都心へは1本で行けますし五反田駅で山手線に乗り換えられるので、短時間で楽な通勤を希望しているのであれば、お勧めの地域といえます。
幹線道路がすぐ近くを通っているので道路沿いの騒音は激しいですが、大通りを離れれば非常に静かで落ち着いた住宅街です。幼稚園や小中学校の数も多く児童公園も沢山あるし、馬込駅のすぐ近くには図書館もあるので、子供を育てるには良好な環境であると言えるでしょう。ただ、商店街は多少はあるものの、大型のスーパーはありません。大森か長原、荏原町、上池台(大き目のスーパーがあります)あるいは浅草線の戸越の商店街といったところが、周辺で買い物に便利な場所です。
上述したように坂だらけの地形なので、年配の方や足腰に持病のある方には絶対お勧めとは言えませんが、特にファミリー層には安心して生活できる住環境と言えるでしょう。