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蒲田の住環境について
私は今まで20年間、東京都大田区に住んでいるため、ほぼ毎日と行っても良いほど、蒲田駅を利用しています。なので蒲田駅については本当によくお世話になっています。そんな蒲田駅、最近ではこの地域は結構な知名度を得ているのではないかと思います。というのもつい最近ではNHKの「梅ちゃん先生」の舞台として取り上げられたり、「餃子」が有名な事でよくロケ地に使われたりなどしているからです。従って蒲田ときかれれば、昔ながらの下町感のある、すごくいい活気のある街と答える人が多いかもしれません。
今は本当にその通りです。しかし私が長年この地域に住んでいて思う事は、良い意味で活気ある街になってきたのはつい最近になってからだという事です。正直、つい数年前までは地域環境はそこまでよいものではありませんでした。というのも以前は蒲田と言えば、地元民にとっては若者が集まって騒いでいる場所、寝ることのないネオン街としてとらえ、そのため私自身、あまり蒲田駅周辺には近づかないようにしていた時期もありました。実際、警察沙汰になっている様子も以前は多々見受けられました。悪い意味で活気があったのです。
しかしなぜ、そんなあまり良い評判のなかった蒲田駅が、ここまで急激に評価を上げたのか。それは地域住民全体の必死の声かけがあったからです。地域環境をよいものにしようという声がけがあり、しだいにその声が広がり、多くの地域住民たちがボランティア活動としてゴミ拾いなどをし、街全体をきれいにしようとしました。そしてそれを見た若者たち、学生たちも次第にボランティアに参加するようになりました。実はこんなにも若者たちも動き出そうとしていたんだ、という驚きがすごく感じられました。街全体が奮起して、街を盛り上がりをみせてきて、そしてその結果、私が今目の前に見る蒲田駅があります。私から見ると、以前の蒲田駅と比べて本当にきれいになったな、と思います。たしかに今でも夜はすごく明かりが照った街ですが、しかし同時に良い意味で、明るさが戻った気がします。良い意味で、人の活気が出てきました。
「町工場大田区」を代表する街、蒲田駅。今では本当に自慢の出来る地域環境、そしてそれを支える地域住民の人たちがいます。そんな地域に暮らせている自分がとても嬉しいですし、誇らしく思います。
ぜひ「梅ちゃん先生」にみられたような優しい下町気分、そしていつでもおいしい本場の餃子を食べに、蒲田へ行ってみてはいかがでしょうか。
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